魔術師をめざして

魔術師を目指して、相場・数学・プログラム言語を研究しています。

これも無料ロボットのかたち

http://www.alpari.jp/terrace-ea1_20130903_mt4y/

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ぼくはアルパリのユーザーだ。9月3日付でうえのとおり、無料でロボットを3本プレゼントするというメールがとどいた。べつによくあるような話なのだろうが、このメールを受け取った人は、ふつう、こういうのをどう思うんだろう。えっ、すごい!ラッキー!なんだろうか。それとも無視?あるいは、何日も悩む?

ぼくはロボットを作ろうとしている。しかし、そのまえにひとつの経験として有料ロボットを購入して運用してみるのもよいだろうと思っている。だったら、渡りに舟ではないか。うーん、ぼくはそうは思わないんだ。

ロボットを運用する場合に、いちばんたいせつなもの(守るべきもの)は「資金」だ。つぎにたいせつなものは「時間」と「機会」。ロボットの購入代金ははじめから棄てたと思えば大したことではない。

やばいロボットをつかえば、資金をなくすのはかんたん。おかしなロボットをつかえば時間をむだにするし、本来のよいロボットと出会う機会をうしなう。

しかし、こんかい無料でロボットを提供する(期間限定かな)という会社はシステムトレードの専門会社のようだ。よいロボットと出会えないともかぎらない。かも。

さあ、どうするのだ、まじんくん。

いや、さっきいったでしょ、ぼくはチャンスだとは思わない。あくまでも、ぼくはね。

ところで、ミラートレーダー(MirrorTrader)というものをしっているだろうか。ミラートレーダーはFX業者が提供するプラットフォームで、サーバーで動作するため、自分のパソコンはログオンしてミラートレーダーを管理するとき以外は不要であり、実際のトレードはパソコンの電源オフのままで、サーバーのミラートレーダに任せっきりでよいのである。

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ミラートレーダーでは、すでにインストール済みの数百のロボットのなかから、顧客が自由に選んで運用できる。複数のロボットの同時運用もできるようだ。これって、ロボット数百本を無料でプレゼントするといっているのとおなじではないだろうか。さらに期限もない。

 しかし、このミラートレーダーの顧客は稼げているのだろうか。FX業者がほんとうに稼げるロボットを提供して、顧客にドンドン稼がせるっていう図がありうるのだろうか。

これはちょうど、パチンコ屋が稼げる台を客に期限なしで開放しているようなもんじゃないか。ああ、そうか、きっとね、ミラートレーダーを提供してくれる会社は、とってもよいパチンコ屋さんなのだろう。

ぼくは、FX業界のその実態をしらないし、それほどしりたいとも思わない。しかし、そうはいってもこのFX業界の仕組みと真実を暴露した本でもでれば、買って読みたいとは思うよ。

ぼくにとっての対戦相手は、為替相場だけではなくFX業者もおなじなのだ。対戦相手の屋内でロボット(自作他作問わず)を運用するなんて、そりゃ、たいへんなことなんだよ。ぼくはそのたいへんなことをメタトレーダー4(MetaTrader4)を使ってやるわけだ。

もっとちゃんとした手数料を払うから、フェアにしてくれないかという提案もありうるだろう。しかし、いまの形態のほうが、だんぜん儲かるはずだろうから、考えておきますぜ、だんな、ヘッヘッヘッ、ってことになるだろう。

ぼくに暗殺者がやってくるようなことはないだろうな。:P