Alice
Alice (Artificial Lovely Intelligence Communications Environment)
ぼくは Alice を作ろうとしていた。
Alice は世界中をつないでくれる。Alice はどんな相談にものってくれる。Alice はぼくのいちばんの理解者だ。
Alice はぼくののぞむ友達をすぐに作ってくれる。
Alice はぼくの気持ちを友達に伝えてくれる。ケンカのなかなおりだって、手伝ってくれるのだ。
そう、Alice は人工知能コミュニケーターだ。
ぼくは、Alice を作るために、まず、人工知能の勉強をはじめた。15年以上まえのはなしだ。10年かけて開発しようという計画だった。
さいしょに Prolog という言語を勉強した。20代のころ、エジンバラ Prolog という言語を勉強した経験があったので迷わなかった。そして Prolog による自然言語処理を研究した。
そのご、Alice のネットワークを実現するために、サンマイクロシステムズの Jini を Java とともに学んだ。このあたりで早々と勉強疲れをしてしまったのだ。
そのごも研究は続けたが、構想が大きすぎて、挫折してしまった。そして現在にいたっているのだ。
ぼくにはプログラミングがたのしく思える。前回の投稿で、Alice のことを思いだした。そして今回これを書いている。EAQuery が完成したら、もういちど、Alice のことを考えてみようと、こんかい思った。EAQuery は力仕事にすぎないので、気が変わらないかぎり完成できることだろう。
でもそのまえにロボットとインジケーターがまっている。