CSS フレームワーク
昨日は MetaTraderテーマサイトを作るために、さて、どうしたものかと検討。適当な無料テンプレートを使わせてもらうか、それともちゃんとデザインするか。考えれば、考えるほど凝りたくなってきてしまうので、そうなる前にテンプレートのお世話になってしまおうと思った。
で、無料テンプレート配布サイトをいくつかみてみたが、どれもこれも権利主張が強い。焼くなり煮るなりお好きにどうぞってのがないのだ。いっちゃわるいがこの程度のものにそこまでうるさいのなら使ってやるものかとテンプレートの案は捨て去った。
けっきょく、自分でデザインすることにしたのだ。
【 ショー・シャンチェスの冒険 - http://board.game-ss.com/ 】
デザインといえば、久しぶりになる。ぼくはデザインの勉強をちゃんとしたことがない。しかし、いままで、いくつかのデザインをしてきた。
【 Photo Zoom - http://zoom.yagoo.org/ 】
JQuery などに凝った時期もあったのだ。それで、うえのサイトなども作ろうとしたが、いまみると、いかにも素人デザインだ。一部は頑張るがほかの一部が適当になってしまうという感じ。これはセンスの問題というより意識の問題。つまりプロ意識がないということだが、プロじゃないから当然のことなのだ。
【 銘駒図鑑 - http://meikoma.com/ 】
とくに銘駒図鑑は、HTML についてなにも知らない時代(12年前)に作ったものだ。CSS などもちろん知らなかったし、だから、使ってもいない。感だけで作った石器時代級のサイトだ。
というわけで未だ CSS などには馴れていない。
【 Bootstrap - http://getbootstrap.com/ 】
Bootstrap は、その代表選手。いまでは Twitter(https://twitter.com/)の手にあることもあり最も有名な CSSフレームワークのひとつだろう。かなりのサイトが Bootstrap で作られているようだ。そうするとちょっとみただけで、ああ、こりゃ、Bootstrap で作ったなとバレバレの外見となるのだ。もちろん Bootstrap を使ってもそれとわからないようなサイトにはできるが、だいたいこれを使うのは非デザイナー系のエンジニアだったりするので、バレてもけっこう、そこそこのみためが確保できることで満足だということになる。
【 Pure - http://purecss.io/ 】
うえは、Yahoo! による Pure という CSSフレームワーク。シンプルで軽量だ。いまのところ、ぼくはこれが気にいっている。jQuery なども使っておらず、まさに Pure な CSSフレームワークというわけだ。
そのほか、何十種類もの CSSフレームワークがあるのを今回知り、ぼくはちょっと驚いた。知らないうちに世の中便利になったものだ。こんな便利なものがいっぱいあるのなら、だれにだって気の利いた雰囲気のウェブサイトを作ることができるじゃないか。
だけど、そうはなっていないだろう。インスタントコーヒーのという便利なものがあるのに、飲み方がわからない、っていうどころか存在すら知らない。と、そういう状況に思えるのだ。今回の記事のテーマはそれだった。
つまり、CSSフレームワークは現状ではプロ向けのツールでしかない。かっこのいいウェブサイトを作りたい初級者と CSSフレームワークを繋ぐツールが不在に思えるのだ。もったいないことだと思う。でも、そのうちそういうツールが現れるんじゃないかな。あるいはすでにあるのかな。
気のの多いぼくは、そういうツールを作ってみたいという気になってしまった。イケないイケない。二兎を追う者は一頭をも得ずだ。