年金ロボットをめざして

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American History X

ぼくは最近、昔一度観た映画をもう一度観直している。というと聞こえがいいが、あまり覚えていないのでもう一度観ているというのが実際のところだ。この映画 American History X もその一つで、今日観たばかりなので鮮やかにすべて覚えている。そりゃ当然なんだけどね。:P

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例によってこの映画のストーリーを書くつもりはない。

主演は、エドワードノートン。レッド・ドラゴンで刑事役を演じてた。いい役者だね。さて、American History X は人種間の憎しみと闘争を題材に、その愚かさをえがいている映画だ(とぼくは捉えた)。これは、非常に根源的なテーマで、我々のすべてに常について回る問題だと思う。

島国であるわが国においても、近年は中国や韓国との国際問題が日常的に報道され、人種差別や人種間の憎しみ的な意識が大きくなる危険に取り囲まれている。世論調査をすれば、日本人の中国人への印象は悪くなるばかりのようだ。

ぼく自身も、中国や韓国、ロシアへの印象はよいものではない。しかし、それが、中国人や韓国人、ロシア人への憎しみに繋がるようなことがあってはならないということは認識しているし、実際、そのようなことにはなっていなしなることもないだろう。

誰もが注意しなくてはならない。油断をすればナショナリズムという醜い罠の待ち伏せに襲われることになる。ぼくは思うが、国によって人間にそれほどのちがいはなく、何処の国にもどうしようもない人間はいるものだし、素晴らしい人間もいるものだ。

ただ日本人に生まれたということだけで、自分は素晴らしいと考えるのは非常に愚かだ。その昔、日本人はアジアのその他の国の人種を日常的に見下していた。その日本人も別の国では黄色いサルと見下され差別を受けていたのだ。現在ではおばさん族が韓国ドラマや韓国スターに夢中だ。見下すよりは百倍よいことだと思う。

ぼくは、中国に2週間くらい滞在し、ホテルに宿泊することなく中国人のような生活を送ったことがある。中国ではサービスをする側も威張った態度だし、本屋に行けば、本に判子を押す女性がいてとても威張っていた。ぼくは買った側だが、看守に許しをもらう囚人のような気分だった。

また、前から歩いてくる男性が、手を片方の鼻に当てて鼻をかみ、路上に鼻泥を噴射したこともあった。でもね、ぼくはそんな中国人を嫌いには感じなかった。乱暴だけどみんな素朴で正直な印象だ。中国人は家族をとても大切にする。家族以外はどうでもいいという意識はあるかもしれないけどね。

ところで、日本では多くの家庭で父親が馬鹿にされている。父親に家族から愛情が注がれるのは全体から見れば特殊なケースといえる。母親にとってもそんな家庭が幸福といえるだろうか。多くの日本人は中国人を軽蔑しているが、ぼくには、中国人の家族は日本人の家族よりも幸せに見える。

中国人に対しても相手をよく理解して相手の立場になって考えてみれば、相手のことが見えてくるだろう。特に中国の田舎の人は素朴だよ。悪く見ようとしてしまえば、なんだって悪くなる。控えめで礼儀正しく親切だといわれる日本人だって、本音と建て前という嫌らしさがあるともいえるだろう。

えっ、おまえは中国系ではないかだって? ぼくは正真正銘の大和民族だ。誤解をしてもらっては困る。ぼくは日本や日本人を誇りに思いたいと考えているし、武士道を重んじる人間だ。なんでもありの国やその国民性は好きになれないが、もし自分がその国に住んでいる国民であったら、どうなのかというよう想像力は必要ではないだろうか。

きれい事をいうつもりはないが、皆同じ人間であり、人種によって人間性が決定するわけではないということ、それを American History X は分かりやすく示唆してくれる。

誰もが観てみるだけの価値のある映画だろう。