年金ロボットをめざして

FX(外国為替証拠金取引)自動運用ロボットの開発ブログのはずだった

Precious

ぼくのブログの映画シリーズのおそらくは今年の最後を飾るのがこの「プレシャス」だ。
原題は「Precious: Based on the Novel Push by Sapphire」。

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ただし、映画「愛の悪魔」(ベイコンの物語)は今週中に観るだろうから年内に記事にすると思うよ。でも、ベイコンのインタビュー集を読んでからになかもしれない。

さて、プレシャスは、ぼくにとって「羊たちの沈黙」よりも怖い映画だった。プレシャスが描いていることは、ニューヨーク・ハーレムで現在も普通に起きている現実なのだ。日常としてそこにある悲惨な恐怖を淡々と伝えてくる。

教育のなさから来る無知が更なる悲惨を生む。それでも教育を受けながら徐々に自分を見つけ、前に向かっていく主人公のプレシャス。人とはどうやたって生きていけるものだと、気づいたら、そんなの当たりまえだといわれているような雰囲気の中にいた。この映画が伝える雰囲気がそれなのだ。

登場人物は皆あっけらかんとしている。唯一激しい演技を見せる母親役のモニーク・アイメスだがリアルだね。これだけやっても浮き立ってしまわないのはさすがだ。

それよりも、ぼくが驚いたのは、 マライア・キャリーが出ていたことだ。予備知識なしで観たので、最初、誰なのかわからなかった。でも、この人、知ってるよ、誰だっけって思ったぼくだ。観たあとでぐるぐるして名前を見てぼくはやっと気づいたのだ。

【 映画プレシャスでの歌手マライア・キャリーの演技を見よ! 】f:id:fxrobot:20131022012002j:plain

マライアの力を抜いた演技は見物だよ。

【 主人公のプレシャス(左)と母親(右)とプレシャスのダウン症の娘(右端)】

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主人公のプレシャス役は、新人女優のガボリー・シディベ。彼女の演技は演技には見えない。ドキュメンタリーのような印象を受ける。大した才能だね。

母親役のモニーク・アイメスはコメディアンとのことだが、それが信じられないほどの怪演だ。サンダンス映画祭で審査員特別賞、第82回アカデミー賞で脚色賞・助演女優賞を受賞した。


えっ、じゃ、そろそろ本業に戻るのかって?
本業って、ヨドバシカメラ? ..いや。
年金ロボット? そうだよ!それ。
まっ、それは来年目指そうよ。