Python / Lua 問題
CoronP と同じで、ぼく以外の人にとってはどうでもいいような話だけど、..例えば外国を旅していて外国人から「あなた何語話すあるか?」と聞かれたとき、えーっと母国語(ウェブ)の JavaScript と、あと国際共通語の Python のバイリンガルだよって応えるのか、あるいはどうなのか、それが問題なのだ。
あと、ロシアを旅するときなどは、MQL なんていう特殊な言葉が必要になるかもしれないが、まぁ、それは今回は触れないことにしよう。
で、なんてったって Python は使える言語だ。そして素朴で大衆的だ。しかし Python は当たり前すぎる。それに言語に対するぼくの美意識からは違和感を感じる。それでも Python はいろんな意味で実用的だ。
ところで、現在において普通の仕事のためのスクリプト言語を選ぶとき候補になるのは、Python、Ruby、Lua の3つだろうと思う。Erlang を候補に挙げる人もいるかもしれないが、普通の人が選ぶのか? Perl や Tcl、Squirrel などを挙げる人もいるだろうが、それを言いだしたら、あと 20 は挙げなければならなくなってしまう。
ちょっとまて、Lua は変だろう。組み込み用じゃないのか? いや、Lua は小さくて高速だ。それに C言語と連携すれば、とても高性能なプログラムを作ることができる。組み込み用に限定などするのはもったいない汎用言語だ。ぼくは Lua を美しいと思う。それに Ruby より長生きするかもしれないとも思えてしまう。
ああ、そうだ、Ruby ね。Ruby も魅力的な言語だと思う。Ruby が一番だ!と叫ぶ人がいても、ぼくは反論しない。何も言うことはない。
プログラミング言語を選ぶ感性の基準は機能性だけではないのだ。感性だからね。その感性は人によって様々であり、そこがまたおもしろいと思う。
ぼくの美意識は Lua を選ぶわけだが、一般的なプログラマは、それほど Lua を好まないかもしれない。ただ、ぼくは美意識だけではなく、総合的に見てパートナーに相応しい Python を選ぶだろう。相手が Python だと知ったら親族も歓迎してくれるだろう。
今後の発展度合いと長寿度合いをぼく的に推し量ってみると、
なのだ(Perl にも登場願った)。Ruby 派の人にはお叱りを受けると思う。こりゃまずい。ただ、根拠なんてほとんどないぼくの妄想なのだから本気で怒らないでほしい。そもそも、ぼくの寿命を考えれば、Python、Lua、Ruby、Perl はどれをとっても十分長生きで、それを問題にする必要はまったくないだろうね。今気づいたよ。:P
ただね、ぼくは主力として使う言語を人に勧めたくなるだろうと思う。そのとき勧められた人が結果として最もよろこんでもらえる言語は何かと考えれば、Python ということになるのだ。それは間違いないだろうと思う。
こうして、ぼくの「Python / Lua 問題」は解決しそうだ。
Lua には Io 同様、ぼくの都合のいいときだけの愛人となってもらおう。:P