魔術師をめざして

魔術師を目指して、相場・数学・プログラム言語を研究しています。

あと角一枚をめざして

ぼくはもう歳だ。

普通だったら、昔は強かったんだけどねぇ~なんていう立場であるはずだ。しかし、自慢じゃないが、過去ぼくは強かったことなんて一度としてないのだ。うん?なんの話かって、将棋のことだよ。思えばあれからもう14年も経ったのか。ある街の将棋クラブで昇段規定を満たし、ぼくは四段になったのだった。

f:id:fxrobot:20140329203157g:plain

しかし、今思えば、昇段したそのときのぼくの実力は甘く見ても強い三段といったところだったろう。ぼくは、この手の将棋クラブではもっとも嫌われる長考野郎だったのだ。そんなこともあって、正々堂々と四段になったのではあるが、ぼくは自分のことを「おなさけ四段」とよび戒め続けた。

四段になって以来ほとんど将棋の実戦をしなくなってしまった。それでも、詰将棋棋譜並べは細々ではあるが続けてきた。その成果と考えればよいのだろうか、ぼくは強くなったと自覚している。この後、実戦に復帰し勘を取り戻すことが条件ではあるが、今の自分を「四段半」と見ている(並の将棋道場での実力として)。

ああ、確かに甘いといわれるだろう。だけどね、いいんだよ、どうせね。これからがぼくが強くなる本番だと考えているのだから。途中経過が甘い自己評価だとしても、最終的には客観的評価の結論を得るのだから。

老後は街の将棋クラブで楽しみたいと思っているが、今のところは、その楽しみに浸ることはできそうにない。このブログのタイトルにもある「年金ロボット」の開発にも取り組まなければならないしね。だから、実戦用としては、将棋倶楽部24 を利用したいと思っているのだ。

ここで何点になれば、街道場の並の五段といえるのか、とにかくその点を目指すことになるだろう。その後はぜひとも街道場に通いたい。その街道場の昇段規定で五段になるのだ。これがぼくの人生の目標の一つなのだ。かわいいもんだろ。

これには続きがあってね、将棋連盟の指導員の資格を取りたい。形式的なもののようだけど、ときには形式も必要だと思う。そして、外国人に将棋を教える。これが最終目標といえる。そのための一部として英語の強化と、新たにドイツ語を覚えようとしているのだ。まぁ、ちょっと無理っぽい感じも自覚しているけどね。

それに本当にドイツ語でよいのか、まだ少し迷ってもいる。また、普通だったらぼくの歳で新しく外国語をできるようになろうなんて思う人は少ないだろう。 でも、普通である必要なんかないからね。ぼくはこの目的を持って外国に旅立つ。それこそがぼくの本当の最終的な目標なのだ。

これが敵うまではできることなら生きていたい。ぼくの生への執着はその程度のものだ。金持ちになって贅沢したいというような類いの絵柄はぼくにはまったく浮かんでこない。FX で儲けるんじゃなかったのかい? いやぁー、生活さえできれば、それ以上のお金はまったく望んでいないんだ。あっ、忘れていたよ。外国を旅するためのお金だけは必要だね。

だからなんだね、ぼくが開発するであろうロボットは大儲けはしない(できない)んだ。コツコツ小さなお金を創り出してくれるロボットであるはずなんだ。だから、年金ロボットなんて名前がついているという次第。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」などというが、年金ロボットは一兎を追うための乗り物にすぎないわけだから、そこんとこ、神さまよろしくね(笑)。