I love FreeBASIC
Love なんて気持ち悪いよ!
う、うん、確かにね。でもね、そう言いたくなるくらい魅力的な処理系なのだ。
まぁ、構文が Basic な C言語だって意見もあるけどね。
思い起こせば、ぼくが FreeBASIC に興味を持ったのは、バージョンがまだ 0.xx の時代だった。そしていまは、1.05 になった。知らないうちに正式バージョンになったんだね。
ところで、最近のことだけど、ぼくは Go、D、Nim、Free Pascal、FreeBASIC という 5つのコンパイラを Windows の日本語環境で比較したんだ。その結果、信頼できるコンパイラは Go と Free Pascal であることがわかった。
FreeBASIC の話はどうなったんだ! うん、そう、love な FreeBASIC には、残念ながら基本的で致命的な日本語に関するバグがあったんだ。それはこんな簡単なプログラムで起こる。
''----------------------------------------------------
Dim s As String
Input "なにかキー入力して下さい: ", s
Print "あなたがキー入力した内容: "; s
Sleep
''----------------------------------------------------
このプログラムを実行すると、
なにかキー入力して下さい: ← 入力した文字は消える
あなたがキー入力した内容: bbbbb ← 文字化けして表示される
そう、標準入力からの日本語入力で起きちゃうんだ。日本語を入力して、日本語を出力する基本だよね。なお、日本語の出力にはなにも問題ない。
ぼくはこれを見て「使えねぇ」ということになった。Love なのにだ。インサートできなければ愛も消える。(下ネタなの?)
ところがだね。ところがだ。ぼくは裏技を発見したのだ。..裏技って ..
日本語をインサートできるのだ。これで愛も復活だ。
つづく ...
えっ。
もしかしたら、インサートって言いたかっただけとか。
いえ、いえ、ご希望があれば、次号にて。