魔術師をめざして

魔術師を目指して、相場・数学・プログラム言語を研究しています。

為替の値動きは、ランダムウォークである

というのは、かつての知人が強硬に主張していたことだが、ぼくは、その考えには、反発していたのだ。
もしそうだとすれば、値が上がるか下がるかということを、予想する手段は、まったく存在せず、どうせ1/2の確率ならば、コイントスで決めればよいことになる。他の方法がない故。
ぼくの考えはこうだ。
確かに、基本的には、ランダムウォークなのだろう。
しかし、時として、一時的にプラスかマイナスに動き続けることがある。これをトレンドと呼べば、どういう条件時にトレンドが発生するのかというメカニズムが分かれば、値動きが予測できるはずだ。このランダムウォークを含む値動き全体を、トレンドウォークと呼んだのであった。このメカニズムを記述する方程式があるとすれば、確立微分方程式になるのであろう。
次回は、ランダムウォークや、ブラウン運動について書こう。まっ、ご想像道理、あてには、ならないけどね。