wxBasic
wxBasic との付き合いは古い。
【 wxBasic - http://wxbasic.sourceforge.net/ 】
前回は偉そうに、ぼくにとって気軽に使えるツールだとほざいたが、今までの wxBasic の主な用途はただの遊びだ。今回紹介するにあたり wxBasic のドキュメントを改めて読んだが、情報が足りないんだ。で、wxWidgets の公式サイトを見ることにしたのだが、新しくなりすぎていてずいぶん前に更新をやめてしまった wxBasic に適用できるかどうかわからない。
あっ、そうだね、それは高度な話で簡単な使用ならなにも問題はないのだ。で、ね、最近見つけた wxbasic.net というサイトにある wxBasic は更新されているのだけど、wxBasic は LGPL なので、公開されているソースを利用した別人物によるものではないかと怪しんでいる状態なのだ。一応ダウンロードはしたが、怖くてまだインストールはしていない。もうちょっと調べてからにするつもり。
で、ぼくが知る wxBasic。まずは、Hello World !。
print 文で出力しただけだが「表計算」の文字が出せる。そのテスト。実はちょっとした呪いが必要だが、それについてはまたの機会にする。
で、次は GUI だ。
これだけで、ウインドウが出せる。
なにもないウインドウだけど凄くないか。
この頃は C + Win32API で GUI をやっていた時期なので、これには衝撃を受けたよ。ほんと。それで、いろいろ遊びだしたのが馴れそめだ。
ああ、すまない。本当のコードはこれだ。このコードはウインドウの位置とサイズを指定している。指定しないとでかいウインドウが現れる。
で、もうちょっとだけコードを追加注文すればこうなる。
コードはどこだって? ダウンロードしたなかのサンプルを見ればわかるよ。
wxWidgets 以外の部分は QuickBASIC に準拠だから、Basic を知らない人は「QuickBASIC入門」みたいな感じで、アマゾンで探せば送料込みで 500円とかその程度で手に入るよ。
【 wxWidgets - http://www.wxwidgets.org/ 】
ところで、この wxWidgets というものは、クロスプラットフォーム向けの GUI ライブラリで wxPython に使われているのもこれだ。その他、wxRuby、wxPerl などもある。
更に、wxJavaScript や GLUEscript(SpiderMonkey ベース)も wxWidgets を使ったものだ。これらは皆共通しているので、wxPython の本などを見ると、ああ、同じ書き方だとわかる。
えっと、忘れていたけど、ドキュメント(英語だけど)がここ↓にあるので読めば wxBasic の詳しい仕様がわかるよ。http://prdownloads.sourceforge.net/wxbasic/wxbasic.pdf でも、wxWidgets 関係はこのドキュメントじゃ不足なんだよね。
まっ、今回はこんなとこで。
次の機会があれば、もう少し詳しいことを書くかもしれない。
書かないかもしれない。:P
【 wxBasic 関連記事 】
・ wxBasic(この記事)
http://fxrobot.hatenablog.com/entry/2013/11/15/014845
・ wxBasic 2.8
http://fxrobot.hatenablog.com/entry/2013/11/30/170809
・ wxBasic の日本語対応
http://fxrobot.hatenablog.com/entry/2013/12/02/102144
・ wxBasic 雑感
http://fxrobot.hatenablog.com/entry/2013/12/02/142033
・ wxBasic の学び方
http://fxrobot.hatenablog.com/entry/2013/12/03/201747
・ wxBasic - wxEditor 4.0.3
http://fxrobot.hatenablog.com/entry/2013/12/04/102448
・ wxBasic とても小さなプログラム
http://fxrobot.hatenablog.com/entry/2013/12/07/111501