VisualBasic 6.0 を Windows 7 にインストール
ぼくは VisualBasic 6.0 を Windows 7 にインストールした。
今更ながら仕事のために VB6 のインストールの必要ができたという話しはよく聞くが、必要もなく使いそうにないのにインストールするというはなしは聞かないだろう。どんなもんだい。:P
ぼくは Windows 7 Home Premium SP1 64ビット版を使っているので、これからインストールする人の参考になるのではないかと思い、スクリーンショットを取りながらインストールしたのだが、問題なく完了したので必要ないかもしれないが、せっかくだから、ここに記録しておこうと思う。
インストールのその前に、マイクロソフトの「Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、および Windows 8 に対する Visual Basic 6.0 のサポートに関する声明」を見てみよう。http://msdn.microsoft.com/ja-jp/vstudio/ms788708.aspx
詳細は上の URL の内容を読んでほしいが、ザックリ言うと VB6 アプリケーションの実行環境はサポートはするけど、VB6 の開発環境(IDE)自体は サポートしないと言うことのようだ。それでも非公式には IDE の動作に不具合がないようにしているとのことだ。
ぼくは、VisualStudio 6.0 Enterprise 版と Professional 版を持っているが、今回は Professional 版をインストールすることにした。
① セットアップディスクを挿入すると、早速これが出た。
ぼくは「オンラインで解決策の有無を確認する」を選んでみたが、皆さんは「プログラムを実行する」を選べばよい。
② マイクロソフトからの解決策の提示。もしこの画面を出した場合は「ある程度役立った」を選ぼう(冗談です)。無視して「OK」ボタンだね。
③ セットアップウィザードが開始する。「次へ」ボタンを押す。
④ セットアップフォルダの選択画面が出るので、下の画面のように「Visual Studio」のあとに「 6.0」を追加するのがよいだろう。VisualStudio.NET との区別を付けるためだが、必須の話しではない。お好みでよいだろう。
⑤ ここでもう一度これが出るが、学習した我々は直ぐに「プログラムを実行する」を選ぶ。
⑥ 無事にセットアップ画面に突入。「継続」ボタンを押す。
⑦ 今回は VisualBasic 6.0 だけを選びたいので、絵の描かれたボタン「カスタム」を選ぶ。
⑧ カスタム画面が出るので、下の画面ように必要なものを選んで「継続」ボタンを押す。ぼくは VB6 開発者の言い分を聞いてフォルダの変更をしなかったので「C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 6.0\VB98」へのインストールとなったが「VB98」は「VB6」と変えたほうがよさそうだ。この「98」という数字は VisualBasic 6.0 のリリース年だね。
⑨ 無事に完了。「OK」ボタンを押す。
これで、インストールはすべて無事に完了。
以下、MSDN のインストールを求められるが、ぼくはインストールしなかった。終わろうとしたら、次のような警告が出るが無視して進めた。必要な人はインストールしてください。
MSDN は Disc 2 に入っており、いつでもインストールできるのでぼくは後回しにした次第。
で、VisualBasic 6.0 を起動。OK お~け~。
めでたしめでたしなのだが、VisualBasic 6.0 SP6 のアップデートだけはインストールしておきたい。マイクロソフトのサイトからダウンロードすることにした。
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=5721
VisualStudio 6.0 フルの SP6 は下からダウンロードできる。
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=9183
ダウンロードした Visual Basic 6.0 Service Pack 6(Vs6sp6B.exe)を開くと以下のようなファイルができる。ぼくは「acmsetup.exe」を実行させてみたが、なにやらエラーが出たので、赤い丸印で示した「setupsp6.exe」を実行することにした。結果、無事アップデート完了。
バージョン情報を表示してみた。確かに SP6 と表示されている。
やれやれ。
この記事がだれかの役に立てばと思います。