年金ロボット
年金ロボットの看板をつくってみた。(へ、そっけないね)
どうだ! 買いたくなるだろう。(な、はずないよ)
だけど、ぼくは、年金ロボットを売るつもりはない。だって、まだ、存在しないのだ :P 。それに、優れたロボットができた! さあ、売るぞぉー! ってことはない。
前にも書いたが、完成したロボットは、いかに長期間のバックテストが良好であろうとも、それとは無関係に、1年以上のリアル運用が必要なのだ。しかも、これは最低限のはなしだ。
この1年以上の運用により、よい成果がえられたとしたら、なぜ、そのロボットを販売などしなければならないだろうか。たしかに、ロボットの販売は「売り逃げ」さえできるのならとても儲かるビジネスだと思う。そこそこ自信があるのに売れないとすれば、宣伝がわるいのだろう。
そのロボットの開発者が、その広告にあるようにロボットの運用で大儲けできるのであれば、その成功の秘密を公開し、いまだけ3万円!などと、なぜ、たたき売りしなければならないのか。その本意は、いまは、けっこう利益がでたりするけど、この先が保証されるものでもないし、このさい売っちまったら儲かるじゃないか。だからね「利益をあげられる可能性があるから買ってみれば」ということなのだ。
であるから、けっして、ぜったい利益をあげることのできないものを売りつけようとしているのではないだろう。しかし、買う側の人によっては、いいぞぉ! これで楽して大儲けだ! と思うかもしれない。だって、ロボットなのだから、だれが動かしても結果はおなじだろうと思うはずだ。しかし、そうじゃない。
ぼくが、ロボットで成功できたなら、そのロボットを販売する必要はないと思う。
だけど、ぼくは自分の生活の不安がなくなれば、つつましい生活で、それで満足なのだから、自分のロボットによる利益をおびやかすことのない、自分のロボットとは直交したロジックの、利益をだせるロボットを提供してもよいだろうと考える。ホンネの話だ。
しかし、そのときも売り逃げのようなことはしないつもりだ。ある水準の利益を保証したらどうだろうと考えているのだ。売り逃げじゃないから儲かりはしない。道楽のようなことだし、ロボットも、じゅうぶんな数をだすことはできない。
まさに人の役にたとうというのだ。しかし、自分の運用に悪影響がないという前提が必要だとは思っている。ここがぼくの正直なところだ。
これが、グレイルロボット社の遙かなるさきのさきのさきの展望なのだ。
さぁ、勉強しなきゃ xD 。