魔術師をめざして

魔術師を目指して、相場・数学・プログラム言語を研究しています。

Prolog 復刊ドットコム

Prolog の技芸」がほしくて、復刊リクエストの状況を調べてみたのだった。

31票かぁ。他のリクエストの票数を調べてみるとわかるが、多分、千票以上はないとダメだよね。で、あきらめて古書で購入。内容をざっと眺めたが、ぼくでも十分読んで理解できる本のように思える。それでも読む順序としては 4番目か 5番目になるだろう。「はじめての Prolog」は更にその後に読むだろうと思う。:P

「論理による問題の解法」はアマゾンの古書が安かったので注文。千円くらいで新品と思えるような本が到着。今でも千円ほどできれいな本という在庫あり。復刊したら定価が 5,800円だよ。なぜ千円で買わない? リクエストは他の人のためか?

復刊ドットコム - http://www.fukkan.com/

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Prolog で作る数学世界」は読んでみたいとは思うけど、集合-位相-群というのがもう一つだね。「論理プログラミングの基礎」は、アマゾンの最後の古書在庫をぼくが注文。これは確かにしびれる本だ。Prolog の技芸を読んだあとに読む予定。

このなかでは、Prolog の技芸のリクエストが圧倒的だが、それでも 31票。これが Prolog というプログラミング言語の人気の現状だろう。

Scheme については、国内でもそこそこ人気があるようにぼくは感じるがどうなんだろう。一方の Prolog だが、ウィキペディア(力作:http://ja.wikipedia.org/wiki/Prolog)に書いてあったことをここで参照することにしよう。

『勢いは失ったものの、Prolog は各教育機関で主として論理学の教材として利用され続け、今日まで数万人の人が Prolog の講座を受講している。実務的に利用される機会が少ないにも関わらず、その素養を持つ人が大量に存在するという特異な位置にあるプログラム言語となっている。』

..とある。なるほどと感じる。だから、Prolog という名称を皆が知っているのか。だけど、実際には使われることがないということか。

ぼくがまだわかっていなくてなにか勘違いをしているのかも知れないが、Prolog は実務的に利用されるべくあるプログラミング言語であるように思うのだ。

 Prolog は生まれてから実に 40年以上の歳月が過ぎた。もう十分の下積みをしたはずじゃないか。日本では第五世代コンピュータプロジェクトで Prolog はこれまた十分なスポットライトを浴びたはずだ。しかし、未だ花咲くことはない。

ぼくがいくらりきんだところでその現実が変わることもないだろう。Lisp の成功の語りかたとして生まれて 20年が必要だったという。Prolog は生まれて 40年。Prolog は生まれて 50年が必要だったということにでもなるのだろうか。

ぼくは Prolog には今後、新たなブレークがあると思えてならないのだ。
これこそ、希望的観測というやつなんだね。:P