ネットバンキング
朝、NHKのニュースをみていたら、ネットバンキング利用者の不正送金被害について解説していた。最近、被害が急増しているとのことだ。ぼくはジャパンネット銀行を利用しているが、他の大手銀行のネットバンキングサービスを使おうと思ったことは一度もない。
ぼくは三井住友銀行も利用しているので、そのネットバンキングサービスを使えば大変便利にはなるのだけど、そのセキュリティを考えると到底使う気にはならなかった。なぜかって、パソコンというのは覗かれることを前提にする必要があるからだ。
この覗かれるというのは、ソフトウェア的にあるいはリモートでということだ。ぼくはフリーソフトをインストールすることがあるが、exeファイルを実行するということはすべての可能性を除外できないのだ。exeについてはノートンの判定に頼っているが完全とはいえない。
画像はぼくが日常利用しているトークンという装置だ。ジャパンネット銀行が無料で提供しているもので、送金処理などの際に要求する6桁のパスワードを発生する。
一度発生し使用したパスワードは2度と発生しない。ぼくは、これがあるから、ネットバンキングをおこなう気になったのだ。もし、ログインIDとパスワードだけによる運用なら、いかに便利であろうと使うことはなかった。
三井住友銀行では、このトークンとおなじような仕組みを導入する予定だという。それが実現すれば、三井住友銀行については、ようやくネットバンキングができる環境になるといえる。
東京三菱銀行とみずほ銀行では、ウィルス対策ソフトを顧客に無償で配布することを検討しているという。これらの銀行でネットバンキングなどけっしておこなうべきではない。
ネットバンクについては以上だが、その他、パソコンのセキュリティ対策としてぼくは、ID管理のソフトを使っている。このソフトはすべてのデータを暗号化して保持している。また、ぼくの公開できないパソコン内のデータはすべて暗号化ソフトで暗号化している。
ぼくはまたパソコンに手で入力するパスワードはすべて読み取られる可能性を前提にしている。その結果、最悪の場合になにが起こるかも考えているのだ。
WindowsへのログインのパスワードとID管理ソフトへのログインのパスワード、暗号化ソフトで暗号化するパスワードは別のものを使用している。また、暗号化ソフト用のパスワードは手入力はせず、暗号化ソフトに記憶させている。そのパスワードはもちろん暗号化されている。
どうだろう。一度自分のパソコンのセキュリティを検討してみることをお勧めする。