R言語
R言語の人気が世界的にのびてきているようなのだ。この点についてはあとで紹介したい。さて、ぼくはR言語を昔から知ってはいたが使ったことはなかった。それでこんかい、ドットインストールの動画講座(http://dotinstall.com/lessons/basic_r)全13回を観た。総時間は30分ほどだろうか。概要を理解できたと思う。
あとはネット上に数あるPDFを参考にすればよさそうだ。これ「初心者用R言語講座」(http://chianti.ucsd.edu/~rsaito/ENTRY1/WEB_RS3/PDF/JPN/Texts/R_Stats2.pdf)など最初の最初における学習によさそうに思う。R言語自体については専門書籍の購入は不要だろう。
【 R言語のコンソール画面 - http://www.r-project.org/ 】
ついでに R言語をダウンロードしてインストールした(うえの画像)。Windows のアプリとしてみた場合、そのインターフェースの完成度が高いとはいえない。まぁ、それはいいだろう。R言語の本質には関係ない。
無料でこんな便利なものが使えるのだから人気なのもわからないではないが、以下の「TIOBE プログラミング言語 人気ランキング 2014年11月」でわかるように14位の Rubyを押さえて12位なのには驚いた。
【 TIOBE プログラミング言語 人気ランキング 2014年11月 】
http://www.tiobe.com/index.php/content/paperinfo/tpci/index.html
R言語は統計分析用ソフトとのことだ。実際、統計分析専用の機能を備えているようだ。しかし、R言語は十分に汎用言語といえると思う。もちろん、そうはいっても、C言語のようにコンパイルして、どの言語で作ったのかさえわからないような商用アプリを作れるというわけではない。ぼくは機能としての汎用性をいったのだ。
それにしてもR言語が12位なのかぁ。ぼくの場合をいえば、R言語よりも APLを使いたい。APLのほうが、ずっと優れていると思うのだが、R言語は素朴でなのである。だれにも受け入れやすい仕様だと思う。それが強みになっていると思うのだ。
APLは特殊な記号を使うので、その時点で拒否反応が出てしまいそうだ。それに日本語に対応した無料版の決定的な処理系がない。それにしても素朴であるということは大衆に向けてはかなりの強みになる。それをR言語は証明しているともいえそうだ。
R言語はマーケティング部門などに導入すれば、その当日から役にたちそうだ。また、統計解析と関係なく個人で使ってもデータ管理に役立ちそうに思う。まずは公式サイト(http://www.r-project.org/)からダウンロードしてインストールしてみよう。そして最初に紹介した「初心者用R言語講座」を読めば、すぐに使えるようになるはずだ。
いやまて、R言語が使えるようになった人には、APLのよさが理解できるようになるかも知れない。うーん、ぼくにはAPLを普及させたいというわけのわからない欲求が湧いてきたぞ。もし、その思いが継続できたなら、APLの普及に一役買いたい。
それより、年金ロボット作れって。あー、そう、おっしゃるとおり。