魔術師をめざして

魔術師を目指して、相場・数学・プログラム言語を研究しています。

Lua

ぼくはプログラミング言語のそのデザインに拘る。プログラミング言語のデザインといった場合、それには外面と内面があるが、ぼくにはその外面で言語への好みを決めつけてしまう傾向がある。

【 The programming Language Lua - http://www.lua.org/

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本好きのぼくの部屋は、その半分近くが本で埋められていた。それがちょっとした事情があって、そのほとんどを棄てて(棄てられて)しまった。

その中には PerlRubyPythonHaskellErlang などの高価な書籍も多くあったし読んでいない本もあった。

それらの中から事前に待避したプログラミング言語の本があった。それが「Lua」なのだ。「Programming in Lua」という本を除いてほとんどがぼくの前から姿を消してしまったということになった。

Lua を初めて知ったとき、Lua のスタイルは自分好であると感じたのだ。今や C言語形式でないスタイルの言語は少数派だろうが Lua はその一つだ。

なにが好みであるのか。小さなことだ。false と nil 以外はすべて真であるとしたこと、インデックスが 1 オリジンであること、セミコロンが不要なこと、データ構造のすべてがテーブルであること、goto がある(5.2版から)こと、などなどまだたくさんある。

それに Lua は「美しくて小さな原理から複雑で大きな仕事を可能にする」。それが素晴らしい。

自然言語(英語やフランス語など)の語学もそうだが、文法だけなら何カ国語も理解できるようになるだろうが、単語や文化背景なども併せた一式となると、ネイティブ言語以外に習得できるのはせいぜい一カ国語だけだろう。

プログラミング言語も同様で、ぼくは多くのプログラミング言語を理解しているが、自然言語の単語にあたる 命令/関数/ライブラリなどまで精通しているわけではない。

そのすべてを習得するプログラミング言語は、避けられないという理由もあり JavaScript だろうと思う。もう一つ Python を挙げていたが Lua を忘れていたのだ。まだ Lua は棄てられない。あなたぁ~お願いぃ~棄てないでぇ~と Lua に迫られているのだ。

ぼくは近いうちに愛人を整理しなくてはならない。

JavaScript  :   危なっかしい女だ。ひどい目にもあったが腐れ縁だろうか。
Python       :   家柄のよい女だ。文句はないがよい夫婦になれるのだろうか。
Lua            :   かわいい子だ。夢に出てくる。ぼくはロリコンなんだろうか。

:P