魔術師をめざして

魔術師を目指して、相場・数学・プログラム言語を研究しています。

実存主義とハンニバル

サルトルの研究を続けている。前にも書いたが、
驚いたことに、実存主義は、ハンニバルに似ている。
ずっと前に学んだときには、気づかなかった。
恐らく、実存主義現象学的側面に、とらわれ過ぎていたのだろう。

特に、人間の自由に対する見方は共通だ。ただし、
両者の重要な本質には違いがある。

実存主義では、自由を人間に与えられた、刑罰の様に捉える。
そんな馬鹿な!自由は、人間の栄光なんだ。何者から与えられたものじゃない。
ましてや、刑罰とは、なんてこった。

ハンニバルは自由を肯定的に見る。実存主義では、苦しみのように見る。

今のところ、実存主義ハンニバルは、
実用上、似ている面も多いが、本質は、非なるものと言えそうだ。

以外にも、ハンニバルの方が、人間に肯定的なのだ。
🐷生きることに意味なしとか人間に価値無しとか、
言うのにか?

実存主義 →自由→苦しみ→自由と苦しみの哲学
ハンニバル→自由→喜び →自由と喜びの哲学

実存主義では、生きる意味を持たず生まれてきた人間が、
自ら、生きる意味を決めることを「投機」と言う。
一方、ハンニバルでは「尊厳」と言う。