通信ロボットのアイデア
通信ロボット(comR)については、通信規約(comP)が、
出来るまで記事は無いと言ったが、その後、新しい、
読者が増えたりもしたようなので、comRのアイデアに
ついて話すことにした。
知っての通り、FX自動売買ロボットを運用したければ、
普通は、市販ロボットを購入するか、自分で作る他はない。
しかし、FX/PLの初心者にとって、MQLは、分かりにくい言語なんだ。
それに用解説書も少ない。キンドルの著者は、アホばっかりだ。
訴えられるぞ。言い過ぎだった。訂正して、本の性質上、優れざる者が多いと言っておく。
魔術師は目が悪く、紙の本は読めないが、こんな事情であり、紙の本も購入した。
電子ルーペで、1日1ぺーじくらいなら、何とかなるだろう。
そんな訳で、醜いMQLはできたら使いたくない。PL好きの
ぼくにしたって、MQLは好きじゃない。もし、Pythonを使って、ロボットが
作れたら、そんな素晴らしいことは無い。
MQLではできないことも,やりにくいことも、Pythonなら
楽しくできたりする。そこで、ロボットはすべて、Pythonで作ろう!
そのためには、どうしたら、良いかと言うのが、comRなのだ。
その方法と、手順をまとめたのが、comPというルールなのだ。
comPは、策定後は公開するので、誰でも、それに従い、comRを作ることができる。
当然、魔術師版のcomRを開発し、無償で配布する。
comRの仕組みを説明しよう。
ロボット全体をMQLで作るのは苦痛だが、MTで動くのは、comRだけで、
comRは通常のロボットのように、動き続ける。
Pythonによるロボット(簡単にpyRと呼ぶ)からの、売買の指令を待つだけの
プログラム。当然、MQLで作る。
つまり、comRは、pyRからの指令を受けて、売買注文を出すのだ。
comRからは、売買値段をpyRにリアルタイムで送信する。
その通信手段は、当初は、ファイル軽油を考えていたが、それでは、
リアルタイム性に劣るため共有メモリ(CB: Clip Bord)を使うことにした。
MQLのCBは、やれWin32だ、メモリを確保せよ、やれJavaが必要だと、
結構、面倒なことを言う。
開発者に苦労は、あっても、利用者は、PythonのCBが使えればいいのだ。
運良く、PythonぼCBは簡単に使える。これについても、
ロボット制作講座で、説明する。
従って、ロボットを開発する言語は、CBが使え、ある程度のスピードの出る言語なら、何でもよい。
MQLから解放されるのだ。メタクオーツ社に暗殺されるぞ。
PyRのメリットは、何も、MQL嫌いを助けるためだけじゃない。
MQLではまずできない、リッチなGUIで、ロボットを調整する機能など
を、じつげんすることができるのだ。
調整機能を自分の中に持つ、ロボットを、サイボーグと呼んでいるが、
サイボーグの作り方も、ロボット制作講座で説明したい。
講座では、Pythonの知識が必要だ。
講座までには、時間がある。各自、Pythonの自習をしておいてほしい。
PythonGUIを使うためには、OOPの知識が必要と専門家は言っているが、ぼくは、そうとは
限らないと思っている。講座では、工夫するつもりだ。
Pythonは易しい言語だけど、本格的なOOPを学ぶと言うなら、
難しい面も出てくる。MQL同様、工夫によって、面倒な部分は追っ払えばいい。
なお、comRには、PMoutと言う仲間のツールもいる。
PMoutは、相場データをテキストファイルにまとめて書き出す、ツールだ。
PyRのバックtestに用いる過去の値動きのデータだ。
現在と未来の値動きデータは、comRが、リアルタイムににpyRに向かって送信する。
以上だ。質問があれば、答えますよ。