魔術師をめざして

魔術師を目指して、相場・数学・プログラム言語を研究しています。

神は妄想である

「利己的遺伝子」で有名なリチャードドーキンス著である。ぼくにとっては当たり前のことを繰り返し述べている。それというのも、日本でっは、風当たりは、其れ細でもないだろうが、欧米では、神の否定は、それなりの覚悟がいるだろう。ぼくの場合は、神の否定どころか、人間の存在の意味も否定する。「人間が生きることに意味なし」。これ、ネガティブなようだが、嘘や誤魔化しの排除のために必要不可欠な絶対条件なんだ。意味がないから、その意味は個々の人間が自由に決めることができる。これを「人間の尊厳」と呼ぶのであった。だから、神を信じる者は、自分の尊厳(自由な選択)を放棄したと言える。
もう一つの定理「人間の価値=ゼロ」も、一見、ヒューマニズムに反するようだが、もし、人間に価値があるとしたなら、その価値には違いがあり、人間を天秤にかけ、あっちよりこっちが上、つまり、価値が高いとか、我慢できないことを言い始めることになる。だから、人間の「自由と平等」のためには、不可欠な二つの条件と言えるんだ。つまり、ぼくは、「人間の自由と平等のために勇気をもって主張しなければならない。人間は無価値で、活きる意味など無いのだと。徐れも一種の「オッカムのカミソリ」なんだ。オッカムとは、哲学者の名前であり、プログラミング言語の名前でもあったよね。