なでしこ⑯
今回は、GUIの入り口を説明する。前置きだが、実際になでしこエディタで、プログラムを入力し、実行してみるのが一番番いい。プログラムを目で追うだけだと、分かりにくいかもしれない。スクリーンショットを載せようかとも思ったが、残念ながら、パソコンがクラッシュしてからスクリーンツールが行方不明だ。なでしこのインストールを勧める。多くの人が使っているから、心配ない。それに、すべて完全無償だ。その昔はデラックス版と言う、版もあったが、今は無いようだ。なでしこのGUIは易しく、簡単に実現できる。今回の例を、他の言語でやって見るといい。嫌気が刺すに違いない。市販ソフトのような、複雑な、メニューや、タブ切り替えなども簡単にできるんだ。c++では、GUIのために、Qtなどの外部ツールを使うが、その際は、オブジェクト指向の仕組みを利用している。なでしこでは、そのOOPを超簡単化した、グループと言う機能を使っている。今回は、まず、ボタンなどの簡単な部品から、使ってみよう。
最初の例は、ボタンを押したら、あいさつするというシンプルなものだ。イベントドリブンで処理を記述する。~という記号の次の行から、字下げを行い、処理を記述する。何行でもいい。ボタンがクラスで、挨拶ボタンがインスタンスだね。意味が分からない人は無視していいよ。なでしこでは、ボタンと言うグループに、多くの属性を持っている。ボタンの表記とか、色、サイズ、位置などだ。
#例①
挨拶ボタンとはボタン。
これをクリックした時は~
「こんにちは」と言う。
#例②
可視メモとはメモ。
不可視ボタンとはボタン。
これをクリックした時は~
可視メモの可視はオフ。
可視ボタンとはボタン。
これをクリックした時は~
可視メモの可視はオン。
以下の例では、ボタンに田のボタンを不可視にする機能を設けている。
#例③
挨拶ボタンとはボタン。
そのクリックした時は~
「こんにちは」と言う。
無効ボタンとはボタン。
そのクリックした時は~
挨拶ボタンは有効はオフ。
有効ボタンとはボタン。そのクリックした時は~
挨拶ボタンの有効はオン。
以下の例も、③と同じだけど、マウスがボタンの上に来た時に、説明などのヒントを表示する機能を使っている。ボタンがたくさんあって、意味が分からない時などに便利だ。
#例④
削除ボタンとはボタン。
そのヒントは「これを押すと削除ボタンが消えます」。
これをクリックした時は~
削除ボタンの可視はオフ。
どの例も、じっくり眺めているだけで意味が分かる。それが、日本語プログラミング言語の良いところ。質問があればq、答えるよ。でも無いよね。知ってる。