魔術師をめざして

魔術師を目指して、相場・数学・プログラム言語を研究しています。

cの思い出

今回はコラム。毎日、コラムだろうって。いや、日記だ。悪いね。

昔々のこと、まだ、c言語を誰も知らない頃、ioという月刊誌で、cが紹介されたんだ。
それを読んだぼくは、あまり見かけない、cの構文にとても、ワクワクしたんだ。前回は、悪口書いたのにね。
その、unixの世界の見知らぬ言語を見たぼくは、どういうわけだか、秘密基地を見つけた少年のように、楽しい気持ちになっていた。cの構文の印象から、これは、米国のコンピュータ職人のものだと感じた。それが、ぼくのc構文デザインへの最初の印象だ。その後、カーニハン・リッチーのプログラミングcという本がが出ると、直ぐに買って、何度も読んだものだ。

10年くらい後になって、c言語への興味が強くなるにしたがって、switchi構文他、気になるデザインが出てきて、最後には、嫌いになっていたんだ。
その頃からか、美しい言語デザインに惹かれるようになったんだ。一時期、アイバーソンが考え出した、APL言語に夢中になった。そのころ、アイバーソンの本が絶版で、なんとぼくは、出版社に出かけ、その本を見せてもらった、
青年の情熱とはすごいもので、応接してくれた担当者の方は、ぼくに、その本のコピーを取らせてくれた。確か、無料だったと思う。ぼくの顔が必死だったのだろう。情熱は、人を動かすってことだね。

それ以来、ぼくは、PLマニアとなった。
レベルは高くなかった。下手の横好きってやつだ。
知っての通り、いまだ、PLマニアを拗らせている。
バカは死ぬまで治らないと言う。治らないでくれ。
どうか、このまま死なせてくれ。